植木屋の服装

2026年05月01日 12:30
カテゴリ: ブログ

植木屋の服装

植木屋(造園業)の服装は、作業の安全性、動きやすさ、そして「粋(いき)」な美意識のバランスが重要です。現場の状況や季節によっても異なりますが、一般的なスタイルと近年のトレンドをまとめました。
1. 基本のスタイル
伝統的なスタイルから現代的なワークウェアまで、大きく分けて2つのパターンがあります。
伝統的なスタイル
• 手甲シャツ(てこうしゃつ): 袖口が細くなっており、枝に袖を引っ掛けにくい形状です。
• 乗馬ズボン / 七分(しちぶ): 太もも周りにゆとりがあり、しゃがむ動作が多い植木屋にとって非常に動きやすい形です。
• 腹掛(はらがけ) / 股引(ももひき): お祭りなどでも見られる伝統的な作業着。ベテランの職人に好まれる「粋」なスタイルです。
現代的なスタイル
• コンプレッションウェア + ポロシャツ: 夏場は吸汗速乾性に優れたスポーツ素材のインナーを着用するのが主流です。
• ストレッチ作業パンツ: 最近では、見た目はスリムですが驚くほど伸びるストレッチ素材のカーゴパンツが、動きやすさとスタイリッシュさを両立しています。
2. 足元の装備
地面だけでなく、木に登ることも想定した選択が必要です。
• 地下足袋(じかたび): 木の枝の感覚を足の裏で掴めるため、高所での作業には欠かせません。
• 安全靴(ワークブーツ): 重い石や道具を扱う現場では、つま先に芯が入った安全靴が必須です。最近ではスニーカータイプも人気です。
3. 小物・アクセサリー
• 手甲(てこう): 手首を保護し、袖口からのゴミの侵入を防ぎます。
• 脚絆(きゃはん): 足首を保護し、ズボンの裾が枝に引っ掛かるのを防ぎます。
• 腰袋(こしぶくろ) / 剪定鋏ケース: 植木屋の必須アイテム。使い慣れた鋏や鋸(のこ)を腰に下げます。
• ヘルメット: 高所作業やクレーン作業がある現場では安全のために必ず着用します。
4. 季節ごとの工夫
• 夏場: 熱中症対策として、ファン付きウェア(空調服)が今や業界のスタンダードになっています。
• 冬場: 防風性の高いヤッケや、軽くて暖かい防寒インナーを重ね着します。
5. 選び方のポイント
• 「引っ掛からない」こと: 枝葉の間に体を入れるため、ダボつきすぎないサイズ感が安全に繋がります。
• 「清潔感」: お客さまの庭(プライベートな空間)に入る仕事であるため、汚れすぎていない、整った身なりが信頼感を生みます。

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